花粉飛来とアベノミクスと雇用促進をつなげるとこうなった

2013年2月24日

毎日、どうでもいい話ですいません。思いつくと書かずにいられない因果な性格なんです。

さて、このシーズン。テレビでは毎年、「杉花粉は昨年の×倍」とあおり立て、薬局はマスクと薬を売りまくり、テレビCFは鼻水止めで溢れます。日本では2500万人が花粉症と言われてます。ラッキーなことに自分は花粉症じゃないのだが、周囲には患者がいっぱいいる。杉以外にもヒノキやブタクサとかアレルギー元は一杯あるわけですが、実は森林で一杯の江戸自体には花粉症なんて無かったらしい。Wikiによりますと

近世まで日本には花粉症が存在しないと考えられており、1961年に荒木英斉が進駐軍の持ち込んだブタクサによる花粉症を発見したのが日本における花粉症報告の端緒とされている。その後、後に「花粉症の父」と称される齋藤洋三が1963年前後から目や鼻にアレルギー症状を示す患者が増加したことから、1964年に「栃木県日光地方におけるスギ花粉症 Japanese Cedar Pollinosis の発見」という論文を発表。これが公式なスギ花粉症の発表とされている。

と、書いてありました。びっくり。花粉症の大半の原因である大量の杉花粉は、戦後に農林水産庁が「これからは木材いるっしょ」と、広葉樹林を切り開いて杉の苗木を植えまくったものの、高度成長期に林業が衰退してさらには海外から安い木材が入るようになり、山はうっちゃり放しで伐採も間引きもせず、ひょろひょろに密集した杉から飛んでるわけです。社保庁に続き、農林水産庁もやってくれてました。

さらにPM2.5と花粉が結びつくと悪どさが増すという報道もある。

写真はイメージじゃありません

写真はイメージじゃありません

しかし、だ。

2500万人が1年の3ヶ月、ヒーハーとあえいで鼻水を垂らし、さらには血まで吐いて苦しむ人もいると聞く。

しかし実際、これは。。。誰も言わないし、訴訟もないけど(たぶん)

公害じゃ無いのか???

しかも問題を引き起こしたのは企業では無くて日本政府である。というか農林官僚である。なんで誰も慰謝料と損害賠償の請求訴訟を起こさないのだろう。まあ起こしたとして何万人も勝訴したら日本壊滅的な訳のわからんことになるので、忘れてください・・。過払い請求で稼ぎまくった巨大弁護士事務所がいそいそと乗り出して来たらヤバイ。

それより問題なのは、毎年春先の日本の労働効率の低下が半端ないこと。デフレから脱却しなくちゃいけない時期に、花粉症で労働力が削がれるのは話にならない。

花粉症 国力低下の大問題 7割以上が「効率が落ちる」

なんといっても年度末に国力低下は痛いですよ。
で、だ。
アベノミクスでは「国土強靱化」と称して、またまた公共投資に多額の予算が使われる。しかし道路も建物も、作ればあとで維持費がかかる。地方に空港を作れば土建屋は嬉しいが、あとで閉鎖されればひび割れた滑走路が残るだけで畑に戻すこともできない。であれば・・・

公共投資で全国の森林を整備!!!

っていうのはどうでしょう。無用な杉を伐採してブナなどの広葉樹林に植え替える。広葉樹林は針葉樹林より空気を綺麗にしてくれるし、自然は回復し、野生動物は食べ物が増えるから里に下りてこなくなる。洪水も土砂崩れも減るし、川は豊かになり、海も豊かになります。そして・・・

花粉症が激減して生産効率が上がり、日本の国力が増強されます。

●杉花粉が飛ばなくなることで都会の納税者にも賛同を得られる
●なにより地方の雇用が増える。機械化は難しく人力が必要
●若者に限らず、林業や農業の経験のある年配の方もOK。
●自分たちの住む地域の自然を取り戻す仕事なわけで、高いモラルで働ける。
●美しい国土を取り戻せる

っていうことで、まずは予算ちょっと付けてやってみたらどうでしょう。あっ、儲けを失う医者とか製薬会社業界団体、ティッシュ作る製紙会社等からの圧力には気を付けてください。 > 安倍様

効くかどうかわかんないけど、クルマには去年からこれを装備中です。

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