ECやったりサイト制作する人が絶対に読まなくてはならない一冊

2015年4月28日

ずっと紹介しようか迷ってたけど、自分が紹介しなくてもどうせ売れてるので踏み切ります!!笑


<ネット広告&通販の第一人者が明かす>100%確実に売上がアップする最強の仕組み

ぱっと見、情報商材みたいなデザインと煽りのコピーで損をしている(ごめんくさい)ように見えるが、真っ当で凄い本です。なぜ今まで紹介しなかったかというと、自分のネタに使えるからだ。www しかしこれだけ売れちゃうとネタにした瞬間にバレる。この間、イーエージェンシーさんに行ったときネタにしてみたらやはり「加藤公一さんの本ですね」って言われた。業界人、みんな読んでた。これじゃ意味ないから紹介しちゃう。

内容的には通販サイトのABテストの結果のまとめです。ABテストっていうのはサイトの表現を変えることでどのようにコンバージョンがあがるかというテストです。たとえばAmazonは「カートに入れる」というボタンが人によって違うものが見えていたりする。これは裏でABテストのプログラムが動いているのです。で、どちらのカートが買われやすいか調べているわけ。そのうえこの本ではサイトの表現だけに留まらず、メールの文面やタイミングまで言及している。

アプリでも同等で、ソシャゲの大手は裏でABテストをぐりぐりと回し、適切な課金タイミングを会得しているのである。Appleストアもリニューアルした数時間後にデザインを元に戻したことがある。あれは最初から2種類を用意しておいて、新デザインでコンバージョン計測したらかなり落ちたんだと思う。で、急遽旧タイプのUIに戻したと推測します。

ABテストはanalyticsでもできないことはないが、専用のシステムを使わないと物凄く手間がかかる。実費で年間に500万円以上のコストがかかるので、資金的に潤沢な大手企業でないと利用できないのである。
この本は、やずや、味の素、エーザイ、花王などの通販を担当された著者が、そこで蓄積されたノウハウを一気に公開されたものです。

たとえば・・・

一番注文されやすい注文ボタンの色は??
※赤じゃないんだな、これが!!!

一番押されやすいバナーの色は??
※これも楽天に溢れる赤バナーじゃないんだな!!!!

メルマガなんてクソ!!!

だめな典型のバナー広告
※わたしが言ってるんじゃないっす。念のため。www

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↑たとえばこういうのは全然ダメらしい。理由は読んでね。

競合コンペはやめろ!!!
自分も書いてるとおりコンペには絶対参加しません

など、ABテストから客へのメールの書き方まで、ネットショップやるなら絶対に知っておくべきことが満載です。そんなわけで、サイト制作はもちろん企業の宣伝担当、ネットショップ運営者のみなさまは、いますぐご購入をお勧めする次第であります。

自分もいまから大規模なABテストをやりますが、その内容は死んでも自分で抱え込みますので本なんて絶対書きませんわよ。おほほ

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