具体的な数字や目標値のはいった公約を掲げない政治家に投票するな

2016年6月16日

舛添さんの件、都民じゃない人からは「投票した都民の責任」という声が聞かれる。しかし投票した都民の自分に言わせると

何も知らないくせにフザケンナ

なのである。昨日テレビを見ていたら、田原総一朗さんが代弁してくれていた。前回の都知事選の時、田原氏は主な候補者と面談したそうなのだが、まともに都政について喋ることができたのは、舛添1人だったと断言していた。他の候補は都政はなにか全くノーアイデアで、都政と関係のないことばかりを言ったとか。選挙公約を確認してみると

宇都宮さん
1 世界一働きやすく、くらしやすい希望のまち東京をつくります。
2 環境重視、防災・減災重視のまち東京をつくります。
3 原発再稼働・原発輸出を認めず、原発のない社会と経済を東京からめざします。
4 教育現場への押し付けをなくし、いじめのない、子どもたちが生き生きと学べる学校をつくります。
5 安倍政権の暴走をストップし、憲法を守り、東京からアジアに平和を発信します。

全てが脳天気かつスーパー抽象的。どうするのか具体策が皆無。そして3と5は都政と全く関係ない。都知事から逸脱。

田母神さん
1 首都直下地震などの災害対策として自衛隊を中心とした救助態勢の構築
2 インターネット上で講義が受けられる国際大学の設置
3 2020年東京五輪に向けた都市整備

1は国と自衛隊の問題だし、2はイミフ。3は公約に上げるレベルじゃなくて普通にやるでしょ。自衛隊1本でやってきて世間が分からないのを露呈している。先日、公職選挙法で起訴されたけど、選挙に出るのに公職選挙法自体をよく知らなかったんじゃないかという気がするよ。

世間知らずには国会議員ならまだしも、1400万人の都政のリーダーは無理です。スポーツ選手とか芸能人のような知名度だけで世間知らずはほんと、止めてもらいたいです。国会議員程度ならまだ大きな害はないが、都政のトップは実務ができないと単なる飾り。

田原さんなんて田母神さんの名前まで忘れていて「あのなんとかいった自衛隊の人」って言ってました。で、肝心の舛添の選挙公約はというと

母親の介護の苦労が私の政治の原点だ。医療や介護は自治体がきちんと対応すべきもので、東京でも社会保障政策をしっかりやる必要がある。地域のコミュニティー内で住民の身近な生活の支援をどうするかが課題だ。東日本大震災もあり、震災に打ち勝つ強靭(きょうじん)な街づくりが必要だ。危機管理を含めた防災都市を目指す。

母親の介護なんて全くしてなくてテレビ連れてきて振りだけしてあとは口止めしていたと親族にすっぱ抜かれるとか、美術館ばかり視察して介護施設とか保育園は1回も行ってないとか、被災地に視察に1回も行ってないとか、公約は全く守る気無しではあったが、とりあえず公約は都政には寄っていた。

もう一度繰り返す。確かに都民は騙された。しかしクソの中でもまともそうなのを選んだ都民に責任はない。投票の義務を果たしただけましだ。責められるべきはろくでもない適正のない候補を推す政党や政治団体である。少しはまともな候補をみつくろってほしい。選挙に勝てばいいって考えはドブにでも流して欲しいもんです。

ちゃんと仕事をする候補の選び方

もうすぐ参院選です。1つ言いたいのは、もう政党だけとか、写真写りとか、腰が低いとか、熱心に駅前で演説してるとか、そういうことで投票するのはやめようってことです。抽象的な政策、党から言われたマンマの公約だと、実際に当選したあとにそいつがきちんとやっているのかわからない。候補者も当選したあとは知ったことじゃないから抽象的な公約を出すわけ。有権者よ、もう騙されるなといいたい。

ひとことでいうと

具体的な政策を挙げてない候補には投票するな

です。
たとえばプロポーズなら

「絶対キミを幸せにする」みたいな抽象的な約束は意味がない。幸せかどうかは個人の基準で変わるから、たとえ洞穴に住んで雑草食っていても幸せな人は幸せなのだ。「わたしは幸せじゃない」と詰め寄っても「おかしいな、おれは幸せなんだが・・・あんたがおかしいんでしょ」と言われかねない。

具体的な約束とはこういうことだ。

「2年に1回は海外旅行に連れて行く」
「ゴミ出しと洗い物は毎日する」
「日曜の夜ご飯は子供ができるまでは外食」

ほら、これなら守っていなければすぐに相手を追求できるし、相手も守りやすい。

仕事の目標も同じで、部下に来期の目標を持たせるときに、
「自分が一段上のランクに上れるように頑張ります」って目標はマジでクソ。判定基準がないから。

「売り上げ前期比120%達成」
「新規開拓5件」
「PVを50%あげる」

みたいに具体的な数字を挙げないと、ちゃんとした目標にはならんのです。
候補者の公約も同じで、

いつから実行し
どのように
いくらかかって
いつまでに
達成目標をどこに置くか

くらいは示してもらわないと、投票のしようがない。自分なら、きちんとポスターにこの内容を書いていただければ、その政策が自分の希望にマッチしていれば政党にかかわらず投票します。社民とゆかいな仲間たちはイヤだが、自分と政策がマッチしてないから平気だと思う。
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都知事候補者はどのような公約を挙げればいいのか

自分が10秒で考えた都知事の公約例です。これくらいはすぐ出せるだろ。

1 オリンピックを目の前にして、ゴミや煙草のぽい捨ては5万円以上の罰金とする都条例を都議会で制定したい。度重なる場合、逮捕・実刑も科す。目標は1年以内に制定

2 若い人の未婚率、少子化が突出して高い東京都ゆえ、平均年齢35歳以下のカップル(籍は入ってなくてもよい)の出産費用は全額を都で持つ。かかるコストの算出に2ヶ月、制定に1年

3 今年度中に都の所有する土地をすべてチェックして、保育園建設に使えるリストを洗い出す。

4 東京都の23区を特区として、企業の保育園経営の参入を許可し、創業資金の貸し付けを行う。コストの算出に2ヶ月、制定に1年

5 都内の看板の英語表記を2年で徹底する

6 23区内の公共の場所での喫煙を禁止。違反者は5万円以上の罰金。2017年中の制定を目指す

みたいなのだったら「災害に強い都市作りを目指す」「東京五輪に向けた都市整備」みたいなド抽象的な政策より1億倍ましだ。だいたい、この2点ともやるのは当たり前で公約にするレベルじゃない。
公約にこのように具体的な数字を入れてくれれば有権者はその成り行きを見守るし、結果を評価する。それが出せない候補は、もともと考えてないか、当選したらあとは知ったこっちゃないのどちらかです。

オ馬鹿トランプの支持が高いのも、「税金タダにする」「メキシコとの国境に万里の長城を築く」みたいな具体的な政策(?)を打ち出しているからで、「自由で素晴らしいアメリカを目指す」みたいな抽象的な事しか言わなかったら馬鹿も支持しませんよ。アメリカのオバカ層は実現可能かどうかわからないので支持してるわけですが。

実は参院選についても、何人かの方から「相談したい」的な連絡をいただいた。しかし全員が具体的な政策を持っていないのである。声がかかったから出馬というのは止めて頂いて、数年かかってじっくりと自分が当選したら出したい法案を練り上げて、それを公約にするべき。当選してから考えるとか無理でしょ。
成果の良し悪しは別として小泉さんの支持があれほど高かったのはなぜか、誰も学んでないのかよ・・・。

再度言う。国政だろうが地方政治だろうが、政治家になりたいなら

具体的な政策を掲げよ。でなければ信用しない

で、我々有権者は団結すべきなのです。で、勉強しないで適当な政策を挙げた候補は、実現性や問題点を突っ込まれて焼死してもらいたいもんです。タレントとかスポーツ選手で単に担ぎ出された的な奴らには絶対投票するのやめようよ。投票率が低いのだって、その人の当選したらなにをするのか全くわからないから。具体的に書いてあれば投票もしやすい。

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