Kindle Paper Whiteより安い6780円タブレットPCを買ってみた。ワープロの終焉とかぶった

2012年12月30日

何回も書いてますが、わたくし、Kindleが出たときに予約していたペーパーホワイトをやめて、BookLiveのLideoにしたわけです(顛末はこちら)。

なんでE-Inkのモノクロ6インチブックリーダーを買ったのかといいいますと、それまでiPad miniで読書していたわけですが、iPad miniの重量300グラムは長時間読書しているとだるい。簡単に言うと軽量に目がくらんでしまったわけです(Lideoは170グラム)。ですので、395グラムもある超重量級のKindle Fire HDで読書しようという方の勇気には恐れ入ります。慣れれば筋肉つくかもね。

ちなみにモノクロブックリーダーのスペック比較はこちらでどうぞ

しかし・・・実はLideoがきて数日使ったものの、すぐにiPad miniに戻ってしまい、ほこりをかぶっています。わたくし、はっきりと予知しました。

モノクロ E-Inkのブックリーダーの時代は終わった・・・・と!

そもそもAmazon Kindleが出たのは今を去ること5年も前の2007年。当時はまだタブレット型PCはなく、ブックパソコンもくでかくて重かった。だから計量のモノクロブックリーダーというものの意味があったわけですよ。しかし現在ではタブレットPCはどんどん価格破壊が進み、最初は大きかったものが逆に7インチにサイズダウンしはじめ、逆にスマホはサイズが大きくなっていてGalaxy Noteのヒットに始まり、来年は6.3インチのGalaxy Not IIIや。6インチのXperiaとか、でっかいスマホがばんばん出てくるそうです。もっともでかくてもスマホで読書したらすぐにバッテリーがなくなりそうですが。

不肖わたくしめも、そのあとで、モノクロブックリーダーではなく日本人には6インチのAndroidタブレットをブックリーダーとして出すべきと主張して参りました。

拝啓。日本の家電メーカー様、こんなブックリーダー・タブレット作ってくれたら買います。約束します

このエントリーの趣旨をまとめるなら

(1)7インチタブレットでは読書にはでかくて重すぎる

超高価で超軽量248グラムのMEDIAS TAB UL N-08Dもありますが、いまやAUもSoftBankもiPhone5でテザリングできるので、月額のキャリア契約がもれなく付いてくるのはいらないです。Wi-Fiだけでいいですから。

(2)複数のブックスタンドにまたがって使うのなら、専用端末は逆に不便

そもそも日本の電子書籍の市場では、Amazon一辺倒ではない。ジャンルや著者によって発行元のブックスタンドが異なるものもあって、複数のブックスタンドを利用せざるを得ない。たとえば自分はメインでは現在はBookLiveを使っていて、たまにKindleストアでも買う程度。理由は簡単で、毎月10000円の定期購入でポイントを買うと、12000円分使えるから。Amazonは日本で消費税払ってないので見た目、5%安くなっているが、BookLiveのポイントを使うなら最大17%オフになるわけだ。読書量が多いならBookLiveのほうが遙かにお得なのです。

いまだに知らない人も多いが、大半のブックスタンドではそれ用のアプリをiOSやAndroid用に出しており、アプリの方が専用端末より使いやすかったりする。つまり専用端末でひとつのブックスタンドしか買わないなら良いが、いろいろな本を読みたい場合はアプリで読まないとそのたびに端末を替えることになる。

(3)リンクをたどれない

そもそも電子書籍が始まったときと違い、自主出版や電子書籍専用の本がたくさん出てくるとき、従来のE-Inkではリンクもたどれない。私のKindle本もハイパーリンクがたくさん仕込んであるから、リンク先の詳細をチェックしながら読んで欲しいわけだが、ブックリーダー専用機はそれができない。

もうひとつ、モノクロのE-Ink機は、ページをめくるときに黒板を消すように白黒反転する。没頭して速読する自分にはこれが興ざめ・・・・。しかも目が疲れるの・・

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こんな感じです

では、実際、6インチのAndroidタブレットが出て、それで読書したらどんな感じなのか。わたくし身をもって体験しました。6インチのカラーAndroidタブレットはほとんど市場にありません。探し回ったところやっと見つけました。身銭を払って買いましたので、リンクはしないでおこうかと思いましたが、聞かれても面倒なのでGENOってお店のオリジナルです。

しかも6780えん!!
Kindle ぺーパーホワイトより安い!!

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左より6″Android、Lideo、iPad mini

中華パットというのが中国製のタブレットということなら、iPadも中華パットです。中国のメーカーのというなら、Huaweiのもそうですが、こちらの商品はGADMEIっていうメーカーみたいです。

商品サイズ・重さ 160 x 95 x 11mm  238g
パネルサイズ 6インチ 16:9で細長いです
解像度 480 x 800 と数値上は不安な低さ
タッチパネル 5ポイント
CPU Cortex A8 1.2GHz
OS Google Android 4.0
内蔵メモリー 512MB
記憶領域メモリー 4GB フラッシュ
外部接続 MicroSD(Max32GB), USB OTG
カメラフロント  30万画素
Wifi IEEE 802.11b/g/n
Gセンサー 3(X/Y/Z )Axis
パワー入力 AC 110~240V 50/60Hz; DC 5V/2.0A
内蔵バッテリー 2000mAh

CPUは国産スマホの旧型なみ。30万画素のカメラっていうのはまさしくオマケ。6780円だからNexus7の価格の1/3で、どんだけもっさりして使えないんだと思いましたら・・・・

ブックリーダーとしてならモノクロE-Inkより全然いい

という結論に達しました。ページのめくり速度はさらさらで、白黒反転するE-Inkよりずっと早い。ブックリーダーとしてならこのスペックで十分。わたくしAndroidのタブレットは初めて買ったくらいの初心者ですので、使い勝手が分からずに多少の苦労はしましたが、数時間後にはフツーに使えております。ただAndroid4.0は音量「低」と電源の同時押しでキャプチャーが撮れるそうですが、こいつはどうやってもダメで、さりとてRoot権限を取るのも怖い。ブログを書くために必要なので400円でRoot取らなくても使えるキャプチャーを撮るためのアプリをGoogleプレイで買いました。

まず

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サイズ的にはこんな感じ。色もいいです。ただしデジカメはブルーが出にくいのでこんな風に写る。実際には

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どうよ。コミック読むならカラーの方がぜったいいいよね。

筐体自体の質感もかなり高い
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6780円と思えない・・・Lideoのほうがよほど質感が無い・・・。中国恐るべしです

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実機のキャプチャーです

Androidなんで、フツーにメールも読めるしネットサーフも出来る。ベッドの中で読書しながら寝て、夜中にメールチェックもできる。本の中のリンクもたどれる。もっともっさりしているかと思ったら意外といける。スマホみたいにこれ1台で使い倒すわけじゃないからな。正直、Lideoのほうが本を開くのが遅いです。

でもって肝心の解像度ですが、もともと印刷物の本では拡大したら印刷インキがにじみます。よってこれくらいの解像度でも問題なく読めるしストレスありません。

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コミックはまるで問題ないし

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小説読んでも苦にならないし

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私の本はちゃんとリンクをたどれます

ぶっちゃけ、まだタブレットPC持ってない方が、電子書籍のブックリーダーとして買うなら、これで十分のように思います。というかこれが一番いい気もしました。ただしサポートもほとんどないので、最初に来た時は英語になってるんだがこれを日本語に出来ないレベルの人は手を出さない方がいいです。

この価格では文句の付けようも無いですが、価格は高くても、防水で重量が200グラムを切ってきたら、理想のブッリーダーかも。バッテリーは2000mAhだからiPhone5の1440mAhより少し大きいくらいだが、電話の機能がないから意外と持つ。まあ2日に1回くらいチャージすればいいんじゃないの的な?

モノクロブックリーダー =  ワープロ専用機?

で、重なって見えるのが、ワープロ専用機の終焉である。全盛を誇ったモノクロのワープロ機は、Windowsが普及するやいなや一気にいなくなってしまった。所詮モノクロの専用機の限界なのだ。ブックリーダーも同じで、来年あたりに6インチのカラータブレットのもうちょいいいのが出てきたら、そこでご臨終となるのではないかと私は思います。少なくとも私はもう使うことは無いでしょう。

しかし電子書籍って、もともと本を読む習慣のある人にとってはヤバイ。買い始めるとコンプガチャなみに買ってしまう。ここ二ヶ月でわたしの読書量はいままでの数倍に増えました。「電子書籍が高いから買わない」と言ってる皆様は、きっと安くなっても買わないし、読書習慣が無い方はブックリーダーもらっても読まないでしょう。そういう意味では携帯ゲームの課金者率が20%というように、スマートフォン端末持っていても固定の20%位の方が電子書籍を買い、大半は買わないという感じなんじゃないかと思います。

こういうの買ってSIM入れないでブックリーダーとして使う手もあるかな

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