ネットでまともな副業で月10万円以上稼ぐスモールビジネスについて・・詳細編

2013年3月14日

昨日、
ネットでまともな副業で月10万円以上稼ぐスモールビジネスについて・・第一回
というエントリー書きました。

意外と人気無くてアクセス数は一万人届かず。まあいいやということで本日は第二回の詳細編です。基本は「楽して騙して金儲け」ではなく「喜んでもらって自分も儲かる」ということにします。

まず最初に、あくまで副業です。最初の投資は30万円以下。1日中専念できるものではなく夜と朝だけ集中して数時間やるということで設定しますね。FXとか株じゃなくて私の専門であるネットの物販です。この場合、まずは以下の条件を揃えている商材探しからはいります。

1 価格がそこそこ高い・・・できれば5000円以上が理想

単価の安いモノを大量に販売して利益を出すには、副業でひとりで発送や顧客対応までやるとするとはっきりいって死にます。ミスを出せば顧客の評価が下がりますので、価格が安いものの大量販売は副業では避けた方がいいです。

2 参入障壁が高い

どこでも仕入れられるもの、ドロップシッピングや卸サイトでいくらでも買えるものは絶対ダメ。中国サイトから普通に買えるようなものもダメです。つまり誰でもが売れる物では無くて、「どこから仕入れたかわからないもの」がいいのです。また、ハワイや韓国など、日本人観光客が多く行くような場所で簡単に買えるようなものも×です。商売になるならそこに住んでる留学生とかがすでにやってます。バイマで買えるようなものはリスクが高いので避けた方がいいです。つまり人気のブランドとかは専門の業者が死ぬほどいるので個人で戦うだけ無駄です。

ブックオフで100円で買った本をAmazonで高値で売る「せどり」も、それが情報商材や有料の検索サービスになった時点で終わりです。みんなが携帯片手にブックオフで古本漁る状態で儲かるわけないのです。

3 趣味性が高い

不景気でも趣味性が高い業界、たとえば自転車とかカメラとか熱帯魚やは虫類はそれほど手厳しい状況にまで落ちません。クルマもフェラーリやマクラーレンの売り上げは下がるどころか上がってます。逆に安い服とかはメタメタで、ヤフオクでも全然落札されません。趣味性が高いものがスモールビジネスには向いてるのです。ただし自分の知識が及ぶように、手を出す前にみっちり勉強してください。

という前提ですが、ここで「訳わかんないし!」となる方の為に以下の例を挙げて説明します。

◆オークションと市場価格は連動しているとは限らない

人は「オークションは安い」と考えがちです。しかしヤフオクの例でいうと中古の落札価格が価格コムの最安新品価格より高いなんてことはフツーにあるんです。「オークションは、リアルの店舗より安い」という先入観によるものですが、実例を挙げましょう

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

先日、デジカメで撮った写真をiPhoneからその場でソーシャルに投稿する技というネタを書き、その勢いでカメラまで買ったわたくしです。でもってこの交換レンズを買おうと探したのですが、新品が価格コムでだいたい50000円前後なのに、中古の落札価格が色と程度によって43000〜48000円なのです。新品買ったら送料無料なわけで、中古で48000円+送料で買うヤツの気が知れない。10日ほどの間、出品された商品群にウオッチをつけて落札価格を見てました。
が、実は街のカメラ店の中古コーナーでは同じ物人気の色の極上が39800円で買えました。程度が普通なら36800円。しかもそこそこの頻度で出ます。つまり路面店で買ってきてヤフオクに出せば6000〜8000円儲かるわけです。リアル店舗では中古の入荷があっても一点物だから手間がかかるのでネットには撮影して上げるところは数少ない。

帰宅の帰りにカメラ店を回って人気のレンズの中古を買い集め、ヤフオクにポツポツ出すだけで10万円くらいは稼げるはず。ただし同じレンズばかり出品すると相場が下がるので、人気レンズで落札価格が高いものを選ぶ。つまり古本の「せどり」が儲かった時代のカメラ番です。まあこのブログ読んですぐにやる人が出ると思うので、他のジャンルを探ったほうがいいとは思いますよ。
この場合、仕入れ先はカメラ屋さんですから壊れたモノを掴まされることもなく、マイナスになることも可能性としては低いので、固めの方法です。

※日本の場合、「中古品を転売目的で買って販売する」ためには古物免許が必要です。警視庁がわかりやすく解説してます。免許の取得は脛に傷が無ければそれほど難しくないし、試験もないので、将来のために取っておいてもいいかも、です。

◆日本で買えない人気の商材を探して海外から買う

実は、わたくし3年前ですが、G-Shockで欲しいモデルがありまして、探し回ったのですが日本仕様のものは完売していて買えないことがわかり、eBayで探したところ、まったく同じ物の海外仕様があることがわかりました。日本の定価が22500円くらいだったのですが、海外版は100ドルくらいでした。アメリカからの送料が高いのでまず3個買ってみて仕様が日本のと同じことを確認。次にそれをヤフオクに出したところ、18000円ですぐ落札されました。

キターーーーッ

ということで、買った相手に「まとめ買いしたらまけてくれるか」と聞きまして、50個まとめ買い。一個送料込みで9000円くらいになりまして、それを1ヶ月でちょうど制作していたWordPressのテストショップでばんばん売りさばきました。つまり会社の仕事でやったので全く個人的にはおいしくなくてちゃんと申告もしたわけですが、これを個人でやったら50万円くらい儲かったわけです。
しかし、集客のためにヤフオクに出したところ、最初はサーフィンジャンルだったのでよかったのですが、G-Shockジャンルに出したところ、プロの並行屋さんに「これは売れる!」と気づかれて真似され、価格競争になったのですぐ撤退。この間eBay覗いたらプレミアムが付いて300ドルになってた・・持っていれば良かった・・・。

エヴィスジーンズも、まだビンテージジーンズが全く話題にもなっていない時にアメリカで古いリーバイスを買い付けてそれを高値で売って、何千万、何億も儲けたのはよく聞かれる話です。つまりこのビジネスモデルには「他人より先にやる」ということが不可欠なわけです。

◆自分しか作れないものを制作して売る

これで知人の奥さんが成功しています。彼女は人形の着せ替え服を手作りで作り始め、それを販売しているのですがいまや作っても作っても間に合わない。立派な仕事になりました。熱帯魚の繁殖でかなり成功している友人もいます。
この場合も「参入障壁が高い」商材だから成功したので、誰でもすぐ作れるビーズとかではダメなわけです。
「俺はなにも作れないよ・・・」というあなた、たとえば土曜日の朝に漁港に行く。そこで鰺とかイカとかトレトレの魚を買う。そして自分で天日干しにして干物セット作ってください。たぶん絶対売れますよ。天日干しにしている証拠写真と入荷した魚の説明は必須です。市場の干物なんて大半がボイラー室での乾燥で、観光地の干物も外に欲してあるのは集客用です。天日干しの干物なんて買おうと思ってもほとんど買えないのです。定期顧客が付いて予約で回るまでにたいした時間はかからないでしょう。自宅が魚臭くなってもいいなら、こういう手もあるわけ。要はアイデア次第ですわ。

いろいろ本も出てますが、本を読んでできるわけじゃなくて、自分の目で徹底調査して調べることが肝心。言われたまましか出来ない人には副業はビルの清掃とかコンビニ店員くらいしかできないんですよ。このネタ、評価が高かったらまたやろうっと。

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