目黒エンペラーのソーシャル運用が素晴らしい点を分析してみたよ

2014年1月28日

先日回っていたこのまとめ

目黒のラブホの中の人が、ラブホの誘い方を教えてくれた

が、なかなかに面白く、中の人が大変に頭がいいこともわかった。よって本日は「目黒エンペラー」のソーシャル運用のどこがいいのか、検証してみたいと思います。

その前に基礎知識として・・・いまラブホテル業界はけっして楽とは言えない。というより苦境です。友人で高級ラブホテルを経営しているのがいるのでそこからの聞きかじり。
●自治体の規制ががんじがらめになって建設や建て直しに制限が厳しい
●若者は草食化してお金もクルマも無いので、利用者は中年から熟年からさらに上になりつつある
→ 将来にわたってユーザーは確実に減少していく
20代男性の44%が「交際経験ナシ」http://diamond.jp/articles/-/39768
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目黒エンペラーもサイトを見ますと、かなり昔に作ったような仕様で、スマホ化もされてないし、半年以上更新されてない。WEB予約もできない。予算がないんだとは思うが、その中でTwitterでの運用がきらりと光っている。とはいえまだ824ツイートしかしてない。しかし、本人はまったく意図してないとは思うのだが、天才的な運用である。このセンスがあなたの会社のソーシャル担当に少しでもあれば・・・www

好感を持たれる丁寧な口調と、くだけた話題のセンス

たとえばこんな感じ

と、女の子をくどくネタを連投(この前の流れが面白いのでTL見てください)のあと、すかさず


で、落とし。。。続いていやらしくならないように

ギャグで締める。まさに天才!! いや、この人、日本の少子化対策にも貢献してるんじゃないかと・・・


意外と若い。しかも大学は文系を出たらしい

そして・・・ギャグの切れが半端ない


マグロネタを寿司ネタにしてかわす!!!

思わずいままでのツイートを読んで笑ってしまった。でもってフォローしました。TLに流れてくるのが楽しみだ。www

イメージ向上とブランド構築

さてそれではこのソーシャル運用で、目黒エンペラーはどれだけメリットがあるのだろう。
まとめサイトをはじめ、TwitterやFacebookの拡散(自分も投稿しちゃったよ・・)により、Twitterのアカウントに対しての認知はかなり上がった。フォロワー数は瞬く間に800くらいから4000近い。この投稿で昔有名だった「目黒エンペラー」を思い出して検索した人も多いだろう。アクセスも増えているはず。

しかしそれ以上に効果があったのが「目黒エンペラー」のブランドイメージの向上です。ラブホテルと言えばイメージ的にはけっして良くは無く、暗くて淫靡なイメージ(バックリンクも風俗系ばっかり)なのだが、これを明るくて楽しいものに変えた。どんな広告もこれには及ばない。「こんな人が働いているならアミューズメントパークみたいな?」というような印象さえ持たせている。ココが重要です。Facebookページ作っても、なかなか「いいね」は押しづらい。そういう意味ではTwitterが最も有効で、さらにはGoogle+とGoogleプレイスも使えるのでは無いかと思います。

目黒エンペラーの社長さんにおきましては、この担当者の評価を広告分換算でしてあげて、ソーシャル運用の時間を与えてあげてください。その前にどう考えてもラブホはスマホ対応は必須だし、スマホから予約とかできるシステムは導入した方がいいと思いますよっと。

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