これからの食のニーズ「玄米」の波に乗り遅れるな!!! 玄米愛はこれからのトレンドだ。

2018年4月17日

土曜日に紹介したUCLAの津川先生の複数のエビデンスに基づく最新の食の本。


世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 Kindle版

が面白すぎてたまりませんわ。基本的には「この食材はこういう原理でどうのこうの」っていう推測や仮定の域ではなく、大人数の実験・統計データ、しかも複数のそれをコホート解析している。要するに理屈ではなくて結果がどうなったのかだから分かりやすい。
一番自分的に「ナイス!!」だったのが、

白米は少量でも食べないに越したことはないが
玄米は食べれば食べるだけ痩せる

ってやつ。プールとパーソナルトレーナーに通ってできるだけ糖質は摂らないようにしていたのだが、炭水化物を食べられるのが超嬉しい。早速のようにコレ買って食べ始めました。炊き方は研究中のためまずはこれから。

さて津川先生の本によると、日本人はとにかく「食べ過ぎなければ大丈夫」というが、白米については

少量でも体に悪いと断言!!!

エビデンスによると白米の摂取量が少なければ少ないほど糖尿病のリスクが下がる。1種類の試験ではなく4つのコホート研究で証明されている。本からグラフをお借りします。

だが逆に玄米は複数の研究によると「茶色の炭水化物を摂取すればするほどBMIが小さく、腹囲が細い」という素晴らしいエビデンスがあるのだ。

ここからは藤沢周平の受け売りだが、実は江戸時代の日本では農民は1日六合〜八合(大盛り茶碗で12杯〜16杯)の玄米+雑穀を食べていた。おかずは青菜の漬物くらいなのだが、これで頑強な体を維持していた。逆に江戸の町民や侍は白米を1日三合程度に味噌汁に漬物程度で脚気で亡くなる人が多く、身長も低くて寿命も40代だった。明治維新のときに薩摩の農民侍に江戸の御家人が太刀打ちできなかったのもわかるわ。

日本人のひとりあたりの米の消費量はこんな感じで減り続けている。

中国

インドネシア

と、アジア各国にとっくに抜かれてしまい、インドネシアの半分だ。インドネシアでは経済成長でお米を自由に食べるようになって国内生産が足りなくなってタイから輸入している。「米を食べ過ぎないで」と政府広報でやっているくらい。で、近年の糖尿病はアジア各国で深刻な問題になっている。

糖尿病はアジア全域に拡大 2030年に2億人弱に増加


白米を大量に食べる国に糖尿病の危機・・・世界の糖尿病の患者の三分の一がアジア・・

アジア系の人は欧米の基準で「標準体重」であっても糖尿病を発症しやすい。「アジア系の人は適切な目標体重をわずかに超過しただけで糖尿病発症の危険性が著しく上昇します。体重管理はとりわけ重要です」(稲垣教授)。

津川先生本で書かれているが、白米は少量でも体に良くない。どうしても白米を食べたい人は毎日最低1時間以上の激しい運動をする・・・・相撲取りが引退してみんな糖尿病になるのはこれだな。高校球児は毎日数時間も激しい運動をするから丼飯食べてもいい。でもそれなら、高校球児も相撲部屋も玄米ご飯にすればいいんじゃね?

米をどんどん食べよう。ただし玄米で!!

は、今後の日本のトレンドになってくるのは間違いない。納豆が売れまくってるようにこれで米の消費も復活するはず。

白米の消費はどんどん落ちているわけで、いまさら国民に「白米を食べよう」とPRしても誰も聞かない。だったら「玄米を食べよう」にシフトチェンジする。しかしそのためには玄米は胚芽部分に農薬が残留しやすいので生産は無農薬、減農薬できちんと管理されたものでないといけない。適当に農薬使って生産する米じゃだめなのだ。

玄米の暗いイメージから脱却した商品開発

いままで「玄米食」というと自然食や健康オタクのイメージがつきまとっていた。アサイーとかキヌアはお洒落だが、玄米ご飯は自然食レストランでヒジキをおかずにゴマをしゃりしゃり擦ってもそもそ暗い照明の下で禿げたオッサンが食べる感じなのだ。なので、玄米食を流行らせようとするとそこに「お洒落感」「美味しそう感」を出す必要がある。

一番肝心なのは「健康のために食べる」ではなくて「美味しいから食べる」への価値観の転換です。そのためには料理や加工食品の開発が進まないといけない。外食産業のメニュー開発も、です。逆に言えば調べた限りまだ開発されているものは少なく、津川先生の本のエビデンスから一気に火がつきそうないま、先んじて商品化すれば大ヒットする可能性があるわけです。

外食やコンビニ
真っ先に欲しいのはコンビニの玄米お握り。食べると痩せるというエビデンスがあるんだから、絶対売れます。自分も買います。外食産業も「カロリーや糖質を気にせず食べれば食べるほど良い」ということだから、白米と玄米を選択できるようにすると勝ち組です。カレーは玄米との組み合わせが非常に合います。問題は寿司で、パラパラする玄米とどう組み合わせるのか。しかし日本の職人ならそれを解決できるんじゃないかなぁ。

アジアでは玄米にお目にかかったことはないが、台湾では黒米お握りがコンビニで売っていた。玄米かどうかは知らないがよく売れてました。

無洗米
玄米は圧力釜でないとだめという認知が一般的だが、そんな面倒なこと初心者主婦には敷居が高い。白米もいまや無洗米の時代。玄米も無洗米でそのまま炊飯器で炊けるような開発をしてほしいのだ。品種改良、電気釜、商品化含めて業界各位には頑張ってもらいたいものです。Amazonでは数点売ってましたがこれをスーパーにも卸す。

お餅
「道の駅」ではたまに玄米餅を売っているが、もち米の玄米100%のお餅を売って欲しい。自分は餅が大好きだが、正月も餅太りが不安でなかなか食べられない。玄米餅なら太るどころか痩せるなら、正月に思いっきり餅ざんまいできる。ただし伸びにくいのでここは開発が必要そうだ。Amazonだと各種売ってました。自分はマジで好きな感じです。正月はコレで行こう。

餅菓子
餅菓子も大好きなのだがカロリーと糖質が不安で手を出せない。もち米玄米の餅菓子作ってください。糖質を気にしない人たちは白い大福をパクパク食べますが、意識高い人は玄米の甘さ控えめ茶色い大福を争って買うでしょう。こんなのしかないのでもっと和菓子屋さんが頑張って欲しい。

味噌、醤油
ぶっちゃけ、これもあまりない。検索したら出てきたのがこれ。醤油はなかった。濾しちゃうから意味ないかも。


こちらもほとんどない。ぬかっぽい臭いになるんだろうか。有名なのはこれだそうです。白米を磨いて雑味を消すのが清酒だが、逆に今はなるべく磨かないで黄色くてとろっとしたお酒も人気なので嗜好性が変わっているのではないか。酒蔵も頑張って常識を破ってくれないかなと。

焼酎もありました。ただ、焼酎は蒸留しちゃうからどうなのかなと。意味ないのではないか・・・・

サラダ
昨日から食べてまして、プチプチして美味しい。キヌアとか食べるくらいならこちらのほうがよいのではないか

白米は体に悪いというエビデンスなんて広めやがってとJAも農水省も激おこかもしれないが、逆に言えば玄米なら食べれば食べるほどBMIの数値が下がり、胴回りが細くなるというエビデンスが複数あるんだから、ものすごいチャンスではないですか。その際、日本人の食生活を変えてしまえばよいのです。外食や食品メーカーとも協力して、玄米食を推進すれば糖尿病はじめ大腸がんとかも減りそうですよ。国の医療費の削減にもなります。

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