いま、物凄く高い商品の付加価値、それは「Made in Japan」だと気づく

2012年9月25日

中国では日本製品不買運動という名の暴動が繰り広げられているが、実際デモしている皆さんは政府のメール一本でデモやめるくらいなわけで、どこまで本気か分からない。だいたいデモしている皆さんの大半は地方からの出稼ぎで、どっちかというと負け組という話。日本車を買えるかと言ったらよく分かりません。

で、日本はというと、「中国製品ボイコット」と声を上げると馬鹿っぽいので誰も言わないと思うが、実際ユニクロで洋服買うの、ちょっと控えようかなと思ってる自分に気づく訳です。電子機器みたいなグローバル化しているものはなかなか難しく、iPhoneだって中国製だけどメーカーはアメリカだからいいかな、とか、でもHuaweiはばりばり中国だから嫌だなとか、竹島がらみでGalaxyやめてXpepiaにしとこうかなという気持ちは日本人なら誰でも心の奥に持ってるはず。

特に中国は経済成長で軍備揃えてイケイケで侵略してきているわけだから、自分の払ったお金が中国の空母の甲板1枚くらいになるかと思うと払う気になりません。仕方ないよね、人間だもの。みつを。
関係無いけど政府は「尖閣に領土問題は無い」といういい方は金輪際辞めて、「尖閣には領土問題は無いが、明確な侵略問題はある」と言い換えたらよろしい。今度の国連のスピーチではぜひ。

でだ。今こそ、日本国内のメーカーさんにとっては、チャンス!!というところもあるわけですよ。一番チャンスなのが、国内で全てをまかなってるメーカーさんです。メーカーでなくて、農協とかもそれに入るかも。

今を去ること20年くらい前からですが、日本車とかにやられまくりで、アメリカの景気が後退したときに、このマークがいろいろな商品に表示され始めました。

「バイ・アメリカン」。どうせ買うなら「内需拡大のため、米国製買ってよ」という訳なのですが、自分の周りを見回しても、サーフボード、釣り竿、洋服の裏側のタグ、かなりのものに付いている。悲しいかな電子機器とか完全な工業製品にはあまりない(笑)。

アメリカの凄いところは、別に強制されるわけでは無く、メーカーが自主的にこういうタグを貼るところにある。

で、です。この際・・・

というタグをデザイナーさん達有志で作って、フリーで配布し、一般化したらどうでしょう。「中国製品ボイコット」ということではなくて、「日本製品を買おう」なので角は立たない。というか中国みたいに馬鹿っぽくない。

今時、海外に生産拠点持ってないのは中小か、もしくは価格が高めでもやっていけるハンドメイド系、町工場系、みたいな感じだが、考えたら自動車もバイクも大半そうだし、石川あたりには電子機器メーカーもたくさんあるから、意外とあるんじゃないかと思われます。

はっきり申し上げて、同じ売り場にこのタグを付けている商品と、中国製の同じようなものがあった場合、多少高くても今の私は迷わず日本製買いますから!!

ということで、いまこそ「日本製」ということが、商品の付加価値を大きく底上げするのは間違い無いと思われ、今日からでも工業製品のパッケージにシール貼るとかして出荷しましょう。アパレルは急いでタグ作りましょう。

いまが、日本の産業、復権のチャンスかもですよ。特にいままで中国進出を見合わせていた賢明なる、もしくは余裕の無かった中小企業の皆さまはぜひ!!

ソニーの故盛田さんも仰っていたようです!!

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