GW直前企画。海外旅行でタブレット達人的な使い方まとめ(Naver風)

2013年4月16日

ゴールデンウイークまであと2週間を切りました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。本日はわたくしがいままで会得した、海外旅行でのタブレットやスマホの(自称)達人的な使い方について簡単にまとめたいと思っております。

さて、海外旅行でスマホを使うぞ〜と思ってる方、キャリア(電話会社のこと)に縛られたスマホでも「海外パケットし放題」というパッケージがありまして、現地キャリアは指定されますがとりあえず定額のデータ通信サービスが用意されています。
SoftBankはこれ
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docomoはこれ
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AUはこれ

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だいたいどのキャリアもデータ通信はその国の提携キャリアで1日2980円で使い放題。ただしAUは通信方式の違いで使える国はぐっと少なくなります。しか〜し、この提携キャリアというのがくせ者で、その特定業者以外につないでしまうと定額制は関係無いのであとでパケ死します。ガンガン使えば1日数十万円の請求が来ます。また、提携先のキャリアが日本でいうSoftBankみたいに「田舎では全くつながらない」という場合もあるのでかなり注意が必要。怖いです。

それと1日2980円って安いですか???
夜10時についても1日分。でもって1週間も滞在すれば20000円以上かかるわけで、SIMフリーのスマホが買えるくらいです。よって、日本のキャリアの提供する「海外でのスマホのパケット定額は、サポート外のキャリアにつないでしまう恐怖と、案外高い通信費の狭間で苦悩することとなりましょう。そこでもう一段上のクラスが「SIMフリーのスマホを使う作戦」となります。

docomoのスマホはdocomoでSIMロックを解除してもらえる

日本でもいろいろなSIMフリーのスマホがネットなどで買えるようになりましたが、docomoさんでスマホを買った場合、窓口に持っていくと3150円払えばSIMロックを解除してもらえます。これで現地のキャリアのSIMを入れて使えるようになります。SoftBankとAUはダメ。AUがいうSIMフリーは、AUのユーザー同士がSIMを交換して使えるということなので意味が違います。ほかのキャリアでは使えません。docomoユーザー以外はSIMフリーのスマホを買う必要があります。なんでもいいなら楽天やAmazonで1万円くらいから売ってます。


ちょっとOSが古いけど・・・やす・・・

これを現地に持っていき、だいたい空港の到着ロビーにはキャリアが店出してるので、そこで「これにデータ用のプリペイドSIMいれて」とかいうと入れてくれます。APNを入力しないとだめです。また料金プランをあとでSMSで送信しないとダメな場合もあります。海外でのSIMフリーのスマホについては↓このKindle本が詳しいです。たった200円なので買ってください。でもってスマホにKindleアプリを入れてダウンロードしておけば、その場で読めます。はじめて海外でSIMフリーのスマホを使う方は必読です。

プリペイドSIMは国によって違うけどだいたい1週間分で1000円〜2000円。データ用のSIMをいれて開通できれば、日本とはLINEで話せば無料だし、SNSにも投稿できます。同行者も同様のSIMフリーのスマホがあれば、現地で生き別れになってもLINEで通話してください。通話分も少し付いてるSIMが多いので、現地レストランの予約程度には十分です。

渡航前にGoogleマップをカスタマイズしておく!!

で、現地でデータ通信をバリバリ使えるわけですから、日本にいるときにGoogleマップで行きたい場所やレストランなどをすべてお気に入りに保存しておきます。フル機能が使えるパソコンからやりましょう。いろんなマップを使ってみましたがやはりGoogleマップ最高。Googleアカウントでログインすると端末間で同期されるので、日本に居るときにパソコンで詳しい観光地図を作ってスマホで読めるのです。この観光地図を作る時はムリクリにスマホからやるより画面の大きなパソコンからを絶対オススメします。使い方

で、これを使いますと現地のレンタカーでこんな事ができます。docomoのGalaxy Tabなどのタブレットをお持ちなら、まずはdocomoでSIMロックを解除してもらい、現地のSIMをいれるとそのままナビになるわけです。車載も簡単。いろいろなタイプがあります。日本でよく売ってるのはこんな感じ

私の場合はiPad miniのWifiモデルですので本体だけでは受信できないので、SIMフリーのスマホ(香港版iPhone4)に現地SIMをいれてテザリングで3Gに接続します。わたしのホルダーはエアコン吹き出し口に付けるタイプで日本では見たことありませんが・・・

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こんな感じで見やすいです。昔はiPhoneをそのままつけるホルダーをこんな感じで付けてました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ぶっちゃけ、字が小さくて見えないし!!! さらには吸盤タイプはよく落ちる!! ので止めました。運転してると危ないよ。

ここで注意するのはdocomoさんでSIMロックを解除してもらうケースで、大半のモデルはテザリングが他社のSIMではできないようです。テザリングにspモードを使っているのが原因らしい。

テザリングするとバッテリーが恐ろしく減ります。よってシガーライター用のUSBのダブル版を用意します。

これでテザリングのスマホとiPad miniをつないでチャージしながら運転します。もう完璧!!

アメリカはプリペイドのSIMがない!!じゃあどうする??

ここで問題が一つ。大人気のハワイ、つまりアメリカではプリペイドの現地SIMがないらしい。あるかもしれないけどあまり売ってない。こういう場合は、最近ネットでよく見る「イモトのWiFi」のこれを使います。

アメリカですと、1日780円でこのUSBモデルを借ります。
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データ専用なので普通はこれをパソコンに刺して使うのですが、蓋を開けますと中からSIMカードが出てきます。こちら普通サイズですのでiPhoneなら3GSのタイプ。マイクロSIMやナノSIM用のスマホにははいらないので注意です。このSIMをSIMフリーのスマホに刺すと、そのままデータ通信が可能になるわけです。

ただしアメリカでの提携キャリアがどこかわたしにはわからないので、グローバルデータにお問い合わせください。ちょこっと見るとどうもVerizonっぽいのでAUと同じCDMA2000方式だと、使えるスマホは限られます。面倒なら無線ルータ借りたほうがいいですね。ただしバッテリーが全然持たないので予備を数個持った方がいいです。

アメリカじゃ無くてもこの作戦は実は英語が苦手で現地のカウンターで現地SIMを買う根性が無い方にもオススメ。日本でUSBモデムを借りていって現地で自分のSIMフリーのスマホにUSBの中のSIMを刺すだけでデータ通信が可能になる。現地SIMよりは高いけど、日本のキャリアの海外パケホーダイの1/4だ。

そんなわけで、なにやらIT Mediaやアスキーみたいなブログになりましたが、ノウハウを全て公開しました。お役に立てれば幸いです。


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