中国詐欺商法の片棒を担ぐFacebookに司直の手が入るのはいつか

2013年9月6日

わたくしこの問題をいままで何回書いてきたかわかりません。
しかしいまだに全く何の措置も採られていないようなので、Facebookには行政指導がなされるべきだと考えてます。

まず昨日のNHKニュース

マネーロンダリングか 貿易会社を捜索

合同捜査本部の調べによりますと、バッグなどのブランド品を販売しているインターネットのサイトで、偽物が届くなどの被害が相次ぎ、警察は、これまでに福岡市に住む30代の中国人の男らを商品の代金を振り込ませる口座を不正に譲り受けたなどとして摘発しました。

ここで不思議なのは・・・仮にインターネットでわざわざブランド商品をあれこれ探して買うレベルの人が、どうして詐欺サイトにひっかかるのかということ。ちなみに試しに「ブランド品、格安」といれて検索してください。グーグル先生の検索ではほとんど詐欺ショップは出てきません。ちゃんと弾いているのである。であるならどこからそこに流入しているのか。

公称2000万人ユーザーのFacebook広告です!

いままで数百の偽物ショップの広告を自分のフィードから「表示しない」にして停止し、「偽物詐欺のショップです」とFacebookに通報しましたが、いまだ新しいショップ広告がどんどんFacebookに出てきます。本日もこいつらが出てきました。

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7
1

シマンテック、トレンドマイクロ、カスペルスキー、マカフィー、ソースネクスト、BBソフト、セキュアブレインの七社のセキュリティソフトを入れている方は、この広告をクリックしても「詐欺サイト」として表示されないはずです。

ブランド装う「偽サイト」非表示へ、大阪府警とセキュリティ7社が連携

しかしMacやiOSの人や、違うセキュリティソフトの人は見えてしまう。それで買ってしまうのかと思う。とくに最近では女性が多いサイトではスマホからの閲覧が軽く50%を超えていて、そういう人は細かいところまで見えない。「騙される方が悪い」というのはPCからしか買い物をしない人の言い分だ。時代はすでに変わっちゃってるのです。

で、上記の店ですが

v02

お前が偽造だ。笑かすな

しかし

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カードは使えません。振り込みのみ。口座は報告いただいている限りでは、中国名の三菱東京UFJが多くほかの銀行はめったにない。審査が甘いのでは無いかと言われても仕方ない。

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タレントの写真の無断使用も当たり前
住所からGoogleストリートビューで見ますと

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普通の家・・・公○党の選挙ポスターつき・・・
ここの住所が非常に多く使われていて、いままで何度も見た。この家の人も大迷惑でしょう。

Facebook広告は現在では「審査」があり、広告表現などでは重箱の隅を突くような理由で「掲載不可」になることも多いのだが、こと「偽物ショップ」については素通りしている。だいたい、ブランド品を80%オフで売れるわけが無く、特定商取引の表示も無ければ電話も繋がらない。審査するなら中学生でもできるくらいなのにしてない。被害者がたくさん出ているというのに何年もFacebookは放置なのである。

さらにはこいつらは、偽物ブランドを売っているだけではない。FacebookのIDに侵入して登録されたクレジットカードで自分たちの広告掲載費を払うわ、買ってもいない商品の課金をしてくるわ、つまり犯罪者集団なのだ。偽物商品を買ったしまったら、自分のクレジットカード番号はすぐに犯罪組織に売られていると考えるのがごくまともな神経でしょう。

ここに至っては警視庁さんからFacebook日本にたいしての審査に関しての聞き取り調査や指導があってしかるべきだと思うのですが、いかがなものでございましょうか。あと、消費者庁はなにをしてるんでございましょうか。

いやその前にFacebookの広告審査担当者、ウイルスソフト入れて見えないサイトは承認するな

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書いても書いても改善されないのはむなしすぎるが、それでも書く!!
Faceboookは非常に活用させてもらってるが、それとこれは別。


フェイスブックが危ない (文春新書)
守屋 英一 (著)

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